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2025年04月20日

バルビローリの唸り声も健在*レナータ・スコット、ベルゴンツィ、バルビローリ指揮ローマ歌劇場管 プッチーニ・蝶々夫人


ヴィンテージレコードの楽しみ


バルビローリ好きには、是非お求め頂きたい。

《布張りボックス盤》JP 東芝音楽工業 AA9375C バルビローリ/ローマ国立歌劇場管 プッチーニ 歌劇「蝶々夫人」(3枚組)


Renata Scotto, Carlo Bergonzi, Sir John Barbirolli - Puccini, Madama Butterfly


JP 東芝音楽工業 AA9375C バルビローリ/ローマ国立歌劇場管 プッチーニ 歌劇「蝶々夫人」(3枚組)
 英国の名指揮者バルビローリは、シベリウス・マーラー・ブラームスの交響曲やイギリスの管弦楽曲の録音が有名ですが、オペラにおいても名演を残している。
その中でも、《プッチーニ:蝶々夫人》は、バルビローリらしい美しい演奏で同曲の名盤と言っても間違いではないと思う。最期の場面は涙なしに聞けないバタフライのベスト。弦のトレモロは鳥肌が立ちました。
歌手の素晴らしい出来、それに情感たっぷりのバルビローリ節で歌いまくる。
緩急の旋律を緩やかに繋げイタリア的に小春日和な情緒重視の音楽運びで、これを酔艶とでも呼びたい。

レコード・ノート

レナータ・スコットの活動の前半を代表する記録。彼女は後に再録しているので、少女としての可愛らしさと声の美しさを聴かせるこの演奏と、我が子を残して自殺する振られた女の無念さを歌った後のものと比べるのも面白い。バルビローリ指揮によるユニークな美感が昔から有名な演奏です。

レコードのカバー、レーベル写真

JP 東芝音楽工業 AA9375C バルビローリ/ローマ国立歌劇場管…
JP 東芝音楽工業 AA9375C バルビローリ/ローマ国立歌劇場管…

Credit and Notes

  1. 演奏者
    • レナータ・スコット
    • アンナ・ディ・スタシオ
    • シルヴァーナ・パドアン
    • カルロ・ベルゴンツィ
    • ピエロ・デ・パルマ
    • ローランド・パネライ
    • ジュゼッペ・モレージ
    • マリオ・リナウド
    • パオロ・モンタルソーロ
    • ローマ歌劇場合唱団
  2. オーケストラ
    ローマ歌劇場管弦楽団
  3. 指揮者
    ジョン・バルビローリ
  4. 作曲家
    ジャコモ・プッチーニ
  5. タイトル
    バルビローリ/ローマ国立歌劇場管 プッチーニ 歌劇「蝶々夫人」(3枚組) EMI AA9375C
  6. レーベル
    東芝音楽工業
  7. レコード番号
    AA-9375-C
  8. 録音
    1966年。
  9. 録音種別
    STEREO
  10. 製盤国
    JP(日本)盤
  11. レーベル世代
    GOLD WITH GREEN LETTERING
  12. カルテ(オペラ)
    STEREO 3枚組(150㌘重量盤), 英EMI同一スタンパー 2YBA 使用盤, 布張りボックス、リーフレット付属。




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