
2024年04月07日
大変名高いオーディオファイル盤◉ヴェニス〜ゲオルグ・ショルティ、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
通販レコードのご案内ショルティ初期の珍しい録音であり、すでにロイヤル・オペラのオーケストラを掌握しきったような管弦楽への色付けはさすがの一言です。

(演奏者)ゲオルグ・ショルティ(指揮)、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
(曲目)序曲集「ヴェニス」
ショルティが手兵コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団を率いての渾身のセッション録音。英国デッカ録音のオーディオファイル盤として名高い一枚で、TASリスト掲載が納得の高音質です。
ゲオルグ・ショルティ初期の録音であり、ショルティにしては珍しいレパートリーを集めた〝オペラからの名曲集〟。すでにロイヤル・オペラのオーケストラを掌握しきったような管弦楽への色付けは流石の一言です。
エルネスト・アンセルメのロイヤル・バレエ2枚組と並び、コヴェントガーデンの記録としても貴重だし、とりわけショルティの愛好家にとっては歴史的ドキュメントとしても見落とせない貴重な記録。製作陣は、デッカ担当で、1958年キングズウェイ・ホール、ジェームス・ウォーカー&ケネス・ウィルキンソンとくれば超優秀録音なのはすぐ分かります。
1958年はステレオ黎明期、全盛期のこの盤に本当のベニスの音が詰まっている感じがしました。ワーグナー録音史は、ショルティ抜きでは語れません。そんな巨人、ショルティですが、そのキャリアにおいてすべてが順風満帆だった訳ではありません。音楽監督を置かずに運営されてきたコヴェントガーデン王立歌劇場に就任し、そこには解決すべき問題が山積されていました。
ショルティの就任当時、まだコヴェントガーデンは世界一流の歌劇場とは認識されておらず、上演されるオペラはイギリス人歌手が英語で歌うというポリシーが貫かれていました。ショルティはまず、この慣習を一新、原語による上演と世界中から一流歌手を招聘することに着手します。そうした、まさにゼロからのスタートで、〝指環〟チクルスを完結されるのがどれほどの難仕事であったかは想像に難くありません。
しかも、録音史上の金字塔となるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とのスタジオ録音と、このコヴェントガーデンでの〝指環〟上演は並行して行われていました。こちらもすべてにおいて初の試みであり、録音時には多くの困難があったことが伝えられています。〝神々の黄昏〟はコヴェントガーデンでの上演が、ショルティが初めて公式に演奏した場でもありました。当日の演奏は特にビルギット・ニルソンの歌唱が多くの称賛を集め、全体としても大変高く評価されました。
ローゼンタールもショルティが正しくケンペが間違っているというわけではない。逆もまた然り。ワーグナー音楽へのアプローチ方法はひとつではないのだから。だからこそ、ワーグナーの音楽は人々を魅了し続け永遠に生き続けるのだ。その夜のオーケストラの出来は素晴らしく、コヴェント・ガーデンが一流歌劇場オーケストラを持ったことを実感させた。今まで聴くことのなかったワグネリアンのどよめきが沸き立ち、オーケストラの響きは言葉で言い尽くせぬほど刺激的だった。
とショルティの選択したスタイルは当時のコヴェント・ガーデンで聴かれたものとはかなり異質なものだったことも指摘しながらも、ショルティの音楽家魂、響きとバランスに対する耳の良さ、この音楽を牽引する力と情熱を賞賛している。
この高評価を経て、コヴェントガーデンのチクルスの完成、さらにはデッカ録音の成功へと繋がって行きます。このコンサートは、その後のワーグナー録音史の流れを決める分水嶺とも言える瞬間だったのです。
通販レコード詳細・コンディション、価格
プロダクト
- レコード番号
- LSC2313
- 作曲家
- ジュゼッペ・ヴェルディ ジョアキーノ・ロッシーニ ジャック・オッフェンバック アミルカレ・ポンキエッリ
- オーケストラ
- コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
- 指揮者
- ゲオルグ・ショルティ
- 録音種別
- STEREO
コンディション
- ジャケット状態
- EX-
- レコード状態
- EX
- 製盤国
- US(アメリカ合衆国)盤
通販レコード
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。- オーダー番号34-25013
- 販売価格38,500円(税込)
2024年04月07日
可憐で魅力的な毒婦*トーマス・ビーチャム ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス ニコライ・ゲッダ ビゼー・カルメン
キャリア絶頂期のビクトリア・デ・ロス・アンヘレスは官能的ながら可憐さも併せ持つ魅力的なカルメン。
通販レコードのご案内《英モノクロ切手ドッグ盤》GB EMI SLS5021 トーマス・ビーチャム ビゼー・カルメン

当時キャリアの絶頂期にあったビクトリア・デ・ロス・アンヘレスの官能的で繊細なカルメン役がなんとも魅力的で、これならば生真面目なドン・ホセ ― ハマリ役のニコライ・ゲッダが手玉に取られるのも十分に納得できるという味の濃さ。ビーチャムの指揮も起伏に富み、山あり谷ありのドラマの面白さを堪能させてくれます。
エルネスト・ギローによるオーケストラ伴奏レツィタティーヴォが印象的な、往年の『カルメン』が楽しめる演奏。マリア・カラスの毒婦っぷりとはまた違った表現で、こちらの上品なカルメンが好きな人も多いと思います。名演奏・名盤です。
- ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ:カルメン)
- ニコライ・ゲッダ(テノール:ドン・ホセ)
- エルネスト・ブランク(バリトン:エスカミーリョ)
- ジャニーヌ・ミショー(ソプラノ:ミカエラ)
- ドニーズ・モンテイル(ソプラノ:フラスキータ)
- ジャン=クリストフ・ブノワ(バリトン:ダンカイロ)
- ミシェル・アメル(テノール:レメンダート)
通販レコード詳細・コンディション、価格
プロダクト
Georges Bizet – Victoria De Los Angeles, Nicolai Gedda, Janine Micheau, Ernest Blanc . Sir Thomas Beecham – Carmen, EMI – SLS5021- レコード番号
- SLS5021
- 作曲家
- ジョルジュ・ビゼー
- 演奏者
- ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス ニコライ・ゲッダ エルネスト・ブランク ジャニーヌ・ミショー ドニーズ・モンテイル ジャン=クリストフ・ブノワ ミシェル・アメル
- オーケストラ
- フランス国立放送管弦楽団
- 指揮者
- トーマス・ビーチャム
- 録音種別
- STEREO
コンディション
- ジャケット状態
- M-
- レコード状態
- M-
- 製盤国
- GB(イギリス)盤
通販レコード
- オーダー番号34-25832
- 販売価格5,500円(税込)
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2024年04月07日
ストラトが艶っぽい★カンポーリ ボールト指揮LPO メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲、ブルッフ・スコットランド幻想曲
イタリアの青い空、地中海の碧い色。陽気さ、明るい、そういう音色、そして一抹の陰り・・哀愁。懐かしさと郷愁も感じる、そんなヴァイオリンの音色に惚れた。
その凄さが、これみよがしになっていないのが心憎い。歌うようなヴァイオリンの音色という形容は、これこそ肉声の歌声を聴いているようなカンポーリの録音にこそ言える至福の一枚。
そしてまた、楽譜に書かれた音符から読み取った共感に忠実に、楽器が放つ音に色彩や音量の変化を綿密に施していくカンポーリの音楽性は、トルソーの少女像が甘美な官能的なものに変化していく様な艶めかしさも感じられて脱帽もの。
通販レコードのご案内《英ワイドバンド ED1相当 パンケーキ盤、ブルーバック》GB LONDON CS6047 カンポリ&ボールト メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、ブルッフ:スコットランド幻想曲
類まれな技巧を駆使して豊かな情感が表現されるが、その情感にはあくまで上品で繊細な響きの持ち主、アルフレツド・カンポーリ。名前からして純粋なイタリア人と思えるが、活躍の場は女王陛下の国英国。バッハもモーツァルトもベートーヴェンもイタリアのやり方を見習い、その手法で自分の音楽を書きましたが、カンポーリは祖国イタリアを、異国の地、英国で DECCA の力を借り、国際スタンダードにした立役者と云ったところか。
カンポーリのヴァイオリンは官能的なまでに甘美でありながら、ぴんと張りつめるような緊張感を保って伸びやかに歌っている。イタリア人という彼の中のラテン的な明るさとストラディヴァリスの豊穣な音色が相まって、 ゆっくりとした時間の流れに身を委ねることが出来ます。
ベートーヴェン、ブラームス、メンデルスゾーン、チャイコフスキー、シベリウス、ブルッフなどと有名コンチェルト七大としたい。この曲は曲への深い共感と、自然な息づかいで精神的な余裕が感じられる演奏である必要がある。そこが課題だが、平然と演奏できるようになるには、作曲の背景にある《とある人類が引き起こした悲しい歴史》の生々しい記憶が遠いものと成ってからのことかもしれないが。
通販レコード詳細・コンディション、価格
表情豊かに歌い上げるアルフレード・カンポーリのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は余人に真似のできない唯一無二の演奏表現。甘さと優雅さに浸れるカンポーリ節を堪能できる1枚です。英国デッカSXL2026の初期盤は10万円オーバーの超プレミアとなっており、LONDONレーベル・英デッカプレス初版の当盤も高額ではありますが、お買い得と言えます。
プロダクト
- 品番
- 34-27449
- レコード番号
- CS6047
- 作曲家
- フェリックス・メンデルスゾーン マックス・ブルッフ
- 演奏者
- アルフレード・カンポリ
- オーケストラ
- ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
- 指揮者
- エイドリアン・ボールト
- 録音種別
- STEREO
コンディション
- ジャケット状態
- EX
- レコード状態
- M-
- 製盤国
- GB(イギリス)盤
通販レコード
品番 | 34-27449 |
販売価格 | ¥55,000(税込) |